あなたはこんな疑問を持っていませんか?
Windowsのパソコンを購入すると、edgeが既定のブラウザになっているので、そのままedgeを使っている人が多いです。
ただ、ビジネスで利用することを考えるとおすすめなのはGoogleChromeです。
GoogleChromeはビジネスに使えるいろいろな機能と連携できるので、「どちらを使えば良いか分からない…。」という場合は、GoogleChromeを使うクセをつけましょう。
今回はGoogleクロームとedgeの違いについて解説するので参考にしてください。
そもそもブラウザって何?わかりやすく解説!
ChromeやEdgeは「ブラウザ」と呼ばれるソフトウェアの一種です。
「ブラウザ」は「ウェブブラウザ」の略称で、「インターネットブラウザ」とも呼称されます。
ChromeはGoogle社、EdgeはMicrosoft社により提供されています。
ブラウザは何のために必要?
ブラウザはウェブサイトを閲覧するために必要不可欠です。
私たちがウェブサイトを検索して、検索結果を閲覧するためにいつも必ず利用しています。
PCやスマートフォンにはOSに準じた標準ブラウザがはじめからインストールされています。例えば、
- WindowsOSであればInternet ExplorerとEdge
- macOSやiOSであればSafari
- AndroidOSであればChrome
などがあります。
あまり難しく考えず、普段ウェブサイトを検索し、検索結果を閲覧する際に利用しているものがブラウザだと考えてください。
ブラウザの特徴
ブラウザはChromeやEdgeなどの種類にかかわらず、検索機能やウェブページのお気に入り保存、ブックマーク機能などを有しているという共通した特徴があります。
そのほか、拡張機能(アドオン)を追加することができます。
拡張機能とは簡単にいえば、ブラウザをより便利に使うために追加できる機能のことを指しています。
単独で使うアプリというより、補助的にブラウザの機能を補うようなイメージのものです。
ChromeとEdgeを比較!違いや特徴を簡単に解説
ここではChromeとEdgeの主な特徴を比較し、違いをみていきましょう。
Chromeの特徴
まずはChromeの特徴について説明していきます。
拡張機能が充実している(モバイル端末を除く)
Chromeは拡張機能が充実していて、ほとんどのものを無料で利用することができます。
拡張機能はGoogle Chrome ウェブストアにて入手可能です。
ウェブストアを利用すれば、欲しい拡張機能は簡単に追加することができます。
例えば、僕はブルーライトをカットしてくれるアプリやパスワード管理アプリ、動画の再生速度を速くする拡張機能を利用しています。
拡張機能を追加するとChrome画面右上にアイコンが追加されます。
ちなみに拡張機能管理画面も簡単に扱えるので、以下を参考に試してみてください!
「拡張機能を管理」から下図の画面に遷移します。
Googleの各種サービスを利用可能
比較的利用頻度の多い、GoogleマップやGoogleスプレッドシートなど、様々なWebアプリもChromeから利用することができます。
なので、仕事でパソコンを利用することが多い方は、Googleドキュメントやスプレッドシートを追加しておくと便利です。
直感的に操作できるシンプルな画面
ホーム画面は検索に特化しており、初心者でも迷うことなくブラウザを活用できます。
Chromeは必要に応じて機能を追加できますし、各種Googleサービスとの連携もスムーズです。
デメリットとしてはメモリ容量を食いやすく、動作が重くなることもあります。
Edgeと比べて立ち上がりからメモリの使用量が大きいことが確認できますが、ただ、実際の使用感としてはそれほど大きな影響を感じることはないでしょう。
Edgeの特徴
次にEdgeの特徴について説明していきます。
edgeはマイクロソフトが提供していた「インターネットエクスプローラ」の進化版です。
新バージョンのEdgeではGoogleのレンダリングエンジンを採用
最新バージョンのEdgeはGoogleのHTMLレンダリングエンジン(*)であるBlinkと呼ばれるプログラムを採用しています。
これにより、EdgeでもChromeの拡張機能を使えるようになり、その機能性も上がっています。
【(*)HTMLレンダリングエンジン】
ブラウザからウェブサイトを閲覧する際、ウェブサーバーから適切なデータを持ってきます。そのデータはプログラミング言語の状態なので、それを解析して文字や画像などを適切な配置にしてくれるのがHTMLレンダリングエンジンです。私たちがウェブサイトを閲覧するために欠かせないプログラムです。
動作は比較的スムーズ
Chromeの特徴で少し触れていますが、Chromeに比べるとメモリの使用量は低くおさえられ、特にWindowsユーザにとってはEdgeの方が立ち上がりやウェブサイト表示に至るまでよりスムーズな印象を受けます。
セキュリティ面ですぐれている
トラッキングの防止機能やプライバシー保護の設定が充実しており、Chromeに比べても詳細な設定が可能な印象を受けます。
Edgeは新しいバージョンになってから利便性が増しました。
一方で、以前は使えたのに現行バージョンでは使えなくなってしまっている機能もいくつかあるようです。
詳しくは公式のサイトに記載があるので、参照してみてください(Microsoft 公式サポートサイト)。
機能に慣れてきている頃に、急に仕様が変わるのは少し戸惑うかもしれません。
大きな転換の過渡期でもあり、まだ不安定な部分もあるといえます。
使いやすいのはChrome
ChromeもEdgeも一長一短ありますが、使いやすさという面で筆者がおすすめするのはChromeです。
Chromeをおすすめする理由
筆者がChromeをおすすめする理由はとにかくシンプルなホーム画面にあります。
初めて使う場合でも迷うことなく使用できるのはChromeのすぐれた点と言えます。
余計な情報が目に入ることが無いので検索もスムーズです。
Chromeを使うメリットは豊富なサービス
そしてChromeを使う大きなメリットは、Googleアカウントをひとつ登録しさえすれば、無料で豊富なGoogleのサービスを利用することができる点にあります。
画面右上のサービス一覧を表示すると、下記のように連携サービスが表示されます。
ここでChromeで利用できる代表的なサービスの例を見てみましょう。
Googleスプレッドシート
エクセルのように使用できる表計算アプリです。更新すれば自動保存され、PCはもちろんスマホでも同じGoogleアカウントで途中から開くことができます。
Googleドキュメント
ワードのように使用できるアプリです。スプレッドシートと同様、PCでもスマホでも利用可能です。
Googleマップ
日本のみならず世界中のマップを閲覧可能です。似たアプリでGoogleアースというものがあり、こちらは実際に現地に降り立ったようにストリートビューを見ることができます。
Googleドライブ
画像、動画、音声、PDF等の諸ファイルを保存できるファイル保管アプリです。15GBの容量まで無料で利用できます。課金すれば容量を増やすことができます。
Gmail
Googleの提供するメールサービスです。現在は携帯のキャリアメールよりGmailを使うことの方が多いのでは無いでしょうか。
上記以外にも様々なアプリが日々開発され、その多くを無料で利用できます。
パソコンでもスマートフォンでもGoogleアカウントひとつあれば上記のアプリをいつでも開くことができ、いつでもどこからでも操作可能です。
Chromeで検索した情報を即座に上記のアプリでまとめたり、相手に共有したりできるため、一元的に管理ができて、とても効率よく作業できます。
拡張機能の面ではEdgeも使えるものが増えてきていますが、Googleのサービスほどいつでもどこでもサクサク使えるツールは他に無いといえます。
Chromeは検索の利便性だけでなく、これらのアプリがすぐに使用できるようにリンクしているため、仕事や学習の生産性もかなり高まります。
まとめ
今回はChromeとEdgeに的を絞って簡単に両者の違いを解説しました。
EdgeはもともとMicrosoft社の独自開発の検索エンジンを利用していましたが、ここ最近Googleの検索エンジンを利用し始め、どんどん進化しています。
今後はより一層使いやすさも増していくことでしょう。
ただ、現状は総合的に考えてChromeのほうが比較的使いやすいといわれています。
ビジネス利用するのであれば、ドキュメントやスプレッドシートとの連携があるChromeの方が便利なので、できればブラウザはChromeを使うのがおすすめです。
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